駒場祭の感想・反省

書いた人: やっふる

駒場祭の感想・反省

こんにちは。B1 のやっふるです。

私は 10 月中旬に肺を手術し、医者の指示によりそれ以降休学しています。11 月中旬頃までは患部の痛みが取れず、療養という大義名分があったため気が引けることもなかったのですが、最近は元気になり、GUT の活動の殆ど全てに顔を出しています。授業がない中で遊びにのみ精を出す。完全にニートですね。流石にそろそろ語学の勉強でもやろうと思います。

さて、本題ですが、11 月 22 日から 24 日の 3 日間にわたって開催された駒場祭において、私は副責任者を務めました。(副責任者とはいっても、決められた仕事は特にありませんが。強いて言えば、正責任者が事情により会議に出席できなくなった際に出席したり、正責任者が駒場祭開催時間中に不在となる時間に展示場所に待機する程度です。)本来、展示場所に常駐する必要はありませんが、前述の通り、私は病み上がりだったためあまり動き回る元気もなく、ひたすら展示場所でクネクネしていました。

この記事では、副責任者を務めた中で感じたことや、反省点等をまとめていきたいと思います。

・副責任者が演奏会に出る可能性のある人間だった

これに関しては、私自身が副責任者募集に手を挙げたので、自戒です。実は、私は中高 6 年間吹奏楽部に所属しており、オーボエを演奏していました。そのため、五月祭では演奏会に演者として出席し、今回の駒場祭でも参加する予定でした。病気になったため出演は見合わせ、演奏会実施時間中は 524 教室で待機していましたが、もし私が演奏会に出演していた場合、どうなったのでしょうか。そう、正責任者の時丸さんは、演奏会の出演メンバーです。つまり、演奏会中、原作展示場の 524 教室に責任者が不在となってしまうのです。
今回は不幸中の幸いで私が常駐できましたが、次回以降は演奏会に出演しないことが確定している人間が副責任者になるべきですね。

・演奏会の開催場所がわかりづらい説 (もしくは、場所の宣伝が不足していた)

私が今回、最も大きな反省点として挙げたいものがこれです。皆様がご存じの通り、三日目の 11/24 に演奏会が開催されました。実は、三日目の 9 時半頃に、演奏会を聴きにきた方がなんと 524 教室に来場されました。演奏会の開催場所であるコミプラの場所が分からなかったらしく、最初のその方は私の同期であるハウリング君が誘導してくれましたが、その直後に何人も同様の方が来場されました。私は企画場所を離れられないので、地図で説明しましたが、最終的に辿り着けたかは分かりません。 誘導用にやはり人員は必要ではないかとも思い、そして演奏会の開催場所が 524 教室ではなくコミプラであることをもう少し強調して宣伝をかけるべきであったと反省しています。

・会計セットを忘れるな

これは私の個人的なやらかしです。524 教室では GUT 部員が共同で製作した合同誌の新刊・既刊を頒布していました。新刊は 500 円、既刊は 300 円に設定していたのですが、三日目の開幕直後、新刊をお求めの方がいらして、500 円玉を一枚受け取りました。この時、売上金やお釣りの入った箱(会計セット)を部室に置き忘れてきてしまったことに気づいたのですが、なんと取りに行く暇もないうちに別の方がいらして、千円札を一枚出して新刊既刊のセットを購入してくださったのです。お釣りが先ほど受け取った 500 円玉しかなかったので、セットで 500 円でいいですと伝え、既刊を無償で渡しました。この後、同期の HRK 君が会計セットを取ってきてくれて、また先輩方のご厚意により既刊一冊分の金額はサークルの会計から出していただけることになったのですが、この一件は、準備における最終チェックの徹底がいかに重要かを痛感させられる出来事でした。開幕前に全ての道具が揃っていることを確認するルーティンを、次回以降は必ず確立しなければなりません。

・演奏会が素晴らしかった

ありがたいことに、ツイッター上で賞賛の声が多数上がっております。私は展示場所にいなければならなかったので当然その場にはいれなかったのですが、リアルタイムで演奏を聴くことができなかったことを悔いています。演奏された皆様、お疲れさまでした!
余談ですが、演奏会のポスターに使用された美麗なイラストは、同期の XenoN 君が文字通り寝る間を惜しんで制作したものです。彼の熱意と技術には、絵の才能が皆無な私としては、ただただ尊敬の念を抱くばかりです。本当にお疲れ様でした。

・B1 サーバーから何人も来てくれた

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので説明しますと、大学東方サークルに所属する B1 だけの Discord サーバーが存在します。私は言うまでもなくコミュ障の陰キャなので、サーバー内では原作の達成報告以外あまり発言しないのですが、今回は宣伝・共有チャンネルにおいて原作展示及び演奏会の宣伝を行ってみました。その結果、宣伝を見た数名の方が駒場祭に足を運んでくださいました。普段は消極的な自分ですが、一歩踏み出して発信したことが、企画への貢献に繋がったことを嬉しく思います。ご来場、誠にありがとうございました。

これまた余談ですが、今回の駒場祭では初めての試みとして、絵の才能のある先輩方が線画を作成し、塗り絵が用意されました。こちらも多くの方が手に取ってくださっていたので、恒例にできたらいいなと勝手に思っています(私には線画を作成する能力はありませんが…)。後日、企画を主催されたりんごさんが記事を書かれるそうなので、詳細についてはそちらをご参照ください。

・結局、駒場祭は楽しい

今回の駒場祭に参加できるかどうか、実は退院時点では不明瞭でした。というのも、体力の減退が凄まじく、歩くことにすら支障が出ていたためです。そんな中、何とか回復を果たし、参加することができてよかったと思います。確かに、1 限がある時よりも早くに起床し、朝食を食べずに早朝から準備をするのは大変でしたが、やりがいのある 3 日間でした。病気のためそもそも「日常」が崩壊し、苦しみに満ちた「非日常」を 1 か月前後にわたって味わった中、GUT の企画を通して、「ハレの日」という文脈で「非日常」を味わうことができたことは私にとって大きな福音です。

これは隙あらば私が言うフレーズですが、私は GUT のことが本当に好きです。

詳しくは語りませんが、今年のアドベントカレンダーを最終日まで毎日読んでくだされば、このフレーズはまた目にすると思います。

以上。来年の五月祭が楽しみです!

明日の記事は、B3 の Tfk さんの記事です。お楽しみに!